ギガントカプルス　ギガンティウスGigatocaplus gigateus中腹足目　カツラガイ科白亜紀　カンパニアン期北海道　道北産出同定は素人の推測ですので、ご了承ください。知識のある方に、ご教授いただければ幸いです。アニソマイオン（アニソミオン）の最大種で、イノセラムスに寄生（付着性）していたのではないかと言われています。個人的には、同時に大型のイノセラムスが採取できた経験がありませんので、多少疑問はありますが。いずれにしても、謎の多き貝類で正確な分類ができていないのは事実です。アンモナイト偏重のためか、研究が遅れている分野です。大型のものは、採取が難しいです。あまり、流通しないためか知名度が低いようです。多様な特徴のある個体の中では、今回のものは肋が細いです。また、頭頂部が尖ってないようです。カプルスと同定する自信はありませんが、消去法で判断しました。カプルスではないとしたら、もっと貴重かと思います。貝化石はアンモナイトのように、綺麗な状態を保つものは少ないです。殆どは表面の殻ははがれ、部分化石で発見されます。下記のご注意文をお読み下さい。　柔らかめの石質のため、薄めた木工ボンドでコーティングしております。　一部、接着がございます。梱包には気を付けますが、多少のカケは生じる可能はありますので、ご了承ください。トラブル防止のため、お気軽にご質問下さい。